エース顔
冨田洋之選手
アテネ五輪体操男子団体で、
日本チームは28年ぶりの優勝(8/17)。
最後の種目となった鉄棒で、三人目の最終演技者となった。
徹夜してテレビ観戦しているこっちも、もう、ハラハラどきどき。
なにしろ前に演技したそれまでトップのルーマニアの選手が
この鉄棒の離れ業で落下して、順位を下げてしまった。
直前のアメリカチームのエースも落下こそしなかったけど
やっぱり離れ業に失敗、加点することができなかった。
それもこれも、ミスをしたらすべてが終わりという
めちゃくちゃ緊張するプレッシャーのせいだ。
もう、手に汗握って冨田選手の離れ業の成功を
テレビに向かって拝んだのは
ワタシだけじゃないだろう。
ところが、日本チームのエースは
離れ業「コールマン」をカンペキにこなして
格の違いを見せつけた。
もう、横綱相撲だ。ぴたりと決まった着地。
その瞬間、だれもが逆転の金メダルを確信したね。
万が一の失敗を期待して観戦していた
2位のアメリカチームがあきれて苦笑いする顔が
実に気持ちよかったなあ。
いやー、徹夜したかいがあったよ。
ありがとう、日本体操チーム!
イラスト・文章の無断転載を禁止します/著作・松村宏