ノーベル顔

田中耕一氏

小泉首相が職場の島津製作所を視察したそうな(1/7)。

小泉サンはほかにもシャープの液晶テレビ工場とか

「元気のある日本企業」をあちこち見て回り、

通常国会を前に日本経済の健在ぶりをアピールする目的だとか。

うーん、そうなのかなあ。

どっちかというと、新年になって、元気ハツラツだという

自分をアピールしたいんじゃないだろうか。

そういえば、きょうは63歳の誕生日だ(1/8)

小泉サンは装置の前にいる田中サンにこんな質問をしたとか。

「目に見えない気力は測れるの?」

ははは。前の晩までスマトラ沖大地震の緊急首脳会議で

ジャカルタにいたのに、翌日もう京都に視察に来れるのは

自分の持つものすごい気力のせいだと、

ノーベル賞を受賞した世界的科学者に認めさせたいらしい。

口の達者な営業マンなら、この首相の質問には

「たとえそんな装置つくっても、首相の気力は計測できません。

針が振り切れてしまいます」とか言っちゃって、ゴマをするかもしれないね。

ところが、さすがに科学一徹な田中サンはこう答えたそうな。

「(分析)装置(製作)には気力は込めますが、気力自身は……」

じつに田中サンらしい、実直な答えではないか。

首相の無邪気を装っていながら虚栄心まる見えの

非科学的な質問につきあってあげようとする田中サンの優しさを感じるな。

合理的に説明すると、首相がジャカルタから短時間で京都に来られたのは

首相の気力のせいではなく、飛行機や新幹線などの

優秀な輸送機関のおかげだもんねえ。

ところが首相は

「それを測れれば、またノーベル賞だ」と笑い飛ばしていたそうな。

ふう〜・・・。

気力の前に測ってあげてください、島田製作所。

首相の知力




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