不死身顔

ロジャー・クレメンス投手

誰もが認める大リーグ最高のピッチャーが、

ポストシーズンに、なんと代打で登場、そのあと

中二日でマウンドに登ったそうな(10/10)。

こんなメチャメチャな起用方法がある?

いったい、どういうワケ?

アストロズは延長15回までに、ブレーブス相手に

前日先発した投手と、第5戦の先発予定投手以外

全員使い果たしていて、7人目の投手の代打として

残された選手は、二日前に先発して負け投手になった

クレメンス投手だけだったんだと。

もう、台所は火の車だったわけだ。

そのあとはとうとう21年ぶりのリリーフ登板になったそうな。

おいおい21年前といったら、1984年

ロサンゼルス・オリンピックの頃だよ。

柔道の山下選手が左足に怪我を負いながらも

エジプト代表・ラシュワンを破り、涙の優勝 した頃の話だ!

・・・以来先発ピッチャーひとすじの男をリリーフに回すんだから

アストロズ勝利への執念はもの凄いものがあるなあ。

期待に応えるほうも、

「腹の底で燃え上がる火を

消さないように投げた」

というクレメンス投手の

43歳炎の投球

3回を1安打4三振の無失点に抑え、

その結果、アストロズは延長 18回裏、

5時間 50分、サヨナラホームランで死闘を制した。

すごい。凄すぎる。不死身のオッサン投手だ。

だって、2003シーズン後に、当時ニューヨーク・ヤンキースだった

クレメンス投手はシーズン終了後に

99%引退すると表明していたんだよ。

彼によれば、その時点で、たった1%しか

現役続行の可能性がなかったのだ。

ところが実際にはヒューストン・アストロズへ移籍、

なんと18勝もあげて7度目のサイヤング賞を獲得してしまう。

とてつもない不死身ぶりだ。

そしてその2004シーズン終了後も

99%引退すると表明していた。

ということは、現役続行の可能性が1パーセントの二乗、

つまり、0.01パーセントしかなかった今期、

現在のこの活躍!!この不死身ぶりは

いったいなんと表現したらいいんだろう。

うーん。クレメンス投手は、あだ名が「ロケット」だから、

天文学的活躍!




 TOPページ   ランキング一覧   ご意見


イラスト・文章の無断転載を禁止します/著作・松村宏