タンコブ顔
ジェロム・レ・バンナ
K−1ワールド・グランプリのパリ大会で
遺恨のあるシリル・アビディ選手と対戦(5/27)
5ラウンドの壮絶な殴り合いの末、
レフェリーストップ勝ち。
テレビ観戦したんだけど、いやあ、スゴかったあ。
試合はパワーでも技術でも、バンナがアビディを圧倒、
3回もダウン奪ったんだけど、アビディの信じられないような
粘りと反撃で、とうとう最終ラウンドのゴング間際まで
決着がつけられなかった。
おまけに、最後はどちらが勝者か分からないくらい
バンナの顔面が腫れ上がっちゃった。
2ラウンドで食らったバッティングのせいだと思うけど
顔のデッサンが狂うぐらいでっかいタンコブに成長。
こんなすごいタンコブ、生まれて初めて見たよ。
まるで映画のSFXか、特殊メーキャップだ。
テレビを見ていない人に言っておくけど
この似顔絵は決してデフォルメしてないんだからね。
そんで、バンナは試合後すぐ病院へ直行したそうな。
それを聞いたアビディは試合後
「負けたと思ってない。
オレはインタビューを受けてるが、
バンナは病院だろ?」と
うそぶいたとか。さすが「悪童」!負けん気がつよいなあ。
逆に「番長」バンナは、冷静にこう語ったとか。
「オレは空手や柔道で武道を学んできた。
ケンカじゃなく、プロのファイターとして試合をしている。
武道の精神が大切なんだ」だってさ。
武道はお金もうけのためにするもんじゃないと思うけど、
なんとなく、人間的に成長したのはわかるな。
敬意を表して、その武道精神をこう呼ぼう。
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タンコ武道!
イラスト・文章の無断転載を禁止します/著作・松村宏