仁義顔
小渕優子
衆議院議員
自民・幹事長の武部サンは
郵政民営化法案の衆議院採決で、
投票を欠席・棄権した14人のうち
引退表明した2氏をのぞく12人について
全員公認すると言った(8/11)そうだけど
優子サンはこれを蹴って無所属で出馬するらしいよ。
おお〜、気骨があるなあ。
郵政民営化、小泉改革に賛成するのを条件にして
公認を出す「踏み絵」方式にカチンと来たみたい。
もしかして、踏み絵がお父さんの顔に見えたかもね。
なにしろお父さんの小渕恵三元総理は
反対派の牙城、郵政事業懇話会の元会長だったそうだから。
そうでなくても姉貴分で仲のいい、元郵政大臣・野田聖子議員の顔。
どっちにしても浮かんだら踏めませんがな。
★
それにしても、執行部に対立ってのは興味深いなあ。
煎じ詰めると両者の考え方は
どっちにつくんだ、白黒はっきりさせえろ
という急進的な執行部の考え方に対して、
これまでの恩や情を大事にして、
灰色でなんとか解決点をさぐろう
とする守旧的な考え方との対立っていうんだろうか。
これって、郵政改革どうのこうのより、
日本人のアイデンティティを根底から問いただす
論点になっているのかもしれない。
★
「理」も「情」も極めて薄いワタシにしてみれば
実はホント、どっちでもいいんだけど、
苦境にあるほうをつい、応援したくなるのは癖かな。
国会議員のくせに、保身のために一番大事な仕事である
「決断」から逃げ、おまけに脅されたら
簡単に信念を明け渡してしまうような
へなちょこ議員たちに比べると、
執行部の用意した「踏み絵」を
「踏む」より「蹴る」を選んだ優子議員、
気骨があって、応援したくなるな。
イラスト・文章の無断転載を禁止します/著作・松村宏