値切られ顔

中村修二教授

青色発光ダイオードの発明対価として、1審では

200億円がもらえる判決だったのに、

結局、8億4391万円で会社側と手打ちしたそうな。

ずいぶんと大幅に値切られたもんだ。

だけど、査定をした東京高裁の判断に従わないと、

和解不成立の場合、2審判決はなんと

1000万円とされる可能性すらあったんだそうで

しぶしぶ受け入れざるを得なかったようだ。

だけどさあ、いったいなんでそんなに金額が違うんだろう。

東京高裁は中村教授の貢献度を5%として

対価を試算したらしいんだけど

5%の根拠は説明が無いそうな。

経団連の奥田会長は、一審の賠償金額200億円は

「べらぼうに高い金額」で、今回の和解金約8億4000万円は

「社会的に見ても妥当な水準だと思う」と言ったそうな。

なんだかなあ。結局、常識論でモノを言ってるだけじゃないの?

それも狭くて古い、日本の中でだけ通用する常識で。

でもね、比べちゃ悪いと思うけど、

アメリカの宝くじの史上最高額は

約330億円なんだってよ。

それなのに百年に一度の世界的発明と自負する中村教授と

1審の判断をした東京地裁は常識的ではなくて

つまり、世間知らずだと、こうおっしゃるわけね。

ふだんカリフォルニア大で教鞭をとっている中村センセは

「これからは講演等を通じ、理系を目指す人にはぜひ、

実力が収入に反映される米国に来るよう勧めたい」

と、ご立腹の様子だそうだ。

かくしてプロ野球選手も優秀な頭脳も、みんな

アメリカさんに吸い取られちゃうのね・・・。

でもまあ、しょうがないか。

日本は高度に発達した社会主義、じゃなかった、

会社主義国家だもんね。




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