パラドックス顔
中川秀直
自民党国対委員長
小泉純一郎首相の靖国神社参拝問題について
「靖国神社が自発的に(A級戦犯を)分祀する。
それで中国も(日本の常任理事国入りを)イエスと言う(のが望ましい)」
とフジテレビの番組で語ったそうな(5/29)。
実にもっともな意見だと思うんだけど、
よく考えると、ちょっと変だ。
言われてその通りやったとしたら
それは自発的じゃないよね。
矛盾してる。パラドックスだ。
ワタシらなんの力もない一般人が言う分にはいいんだけどさ、
中川さんみたいな影響力のある政治家が発言したあとで
たとえホントに靖国神社がA級戦犯を分祀したら
自主判断ではなく、中川さんの勧めに従ったという事になっちゃうんじゃないの?
★
もっともこういうパラドックスな語法って、あちこちにあるけどね。
たとえば「ワタシの命令に従うな」と命令する。
相手は言葉通りに命令に従わなくても
結局命令に従ったことになってしまうので
パラドックスに陥ってしまう。
「自然な形にする」
意図的にやったら、それは自然じゃない。
「あなたが決めることです」
そう言っておいて、決める人を決めている。
「平和を守る戦争」
戦争をしたら、平和を守ってないのにねえ。
★
うーん。それじゃあ・・・靖国神社の神様に
「日本と中国や韓国の仲が良くなりますように」と
お祈りするのは、やっぱりパラドックス?
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