くやし顔

永田寿康

衆議院議員

記者会見を開いて謝罪してるのをテレビで見た(2/28)。

やつれた顔で、深々と頭を下げ、いつまでたっても顔を上げない。

全面的に否を認める真摯な態度、と見えたんだけど

結局、「信ぴょう性を立証できなかった」ことを謝罪しただけで

(メールには)現在もさまざまな調べが残っている」

と、この期に及んでもなおニセモノとは認めようとはしなかった。

おまけに議員辞職はしないそうな。

敗北は認めるけど、オレは間違っていない。

と思ってるわけね。

つまり、しつこいくらいに頭を下げ続けていたのは、

丁寧な謝意に見えるんだけど、

むしろ悔しさがどうしても表情に出るもんで

なかなか頭をあげられなかったってことかな。

案の定、自民党は謝罪になってない、とカンカン。

夜になって、民主党は「本物ではない」と異例の声明を

発表するハメに。

永田議員の「爆弾」質問を許した野田佳彦国対委員長が辞任。

前原誠司代表はヨレヨレだけど、続投するようだ。

肝心の永田議員は六カ月の党員資格停止処分

つまり謹慎程度ですんでしまった。

トカゲの尻尾切りじゃなくて

頭と尻尾を残した胴体切りだね。へんなの。

それはそうと、気になってしょうがないことがある。

誰が永田議員と民主党をだましたのか。

ホンモノではないということが確定したんだから

「情報元」と「情報提供者」の

安全を確保する必要はないよね。

ぜひ公表して、ニセ情報を流した人物たちの

責任を追及してほしいもんだ。

でないと、偽札を作った人間より

知らずに偽札を使った人間が悪いということにならない?

さらに、偽札を使うのを見逃した人間(野田サン)が

一番重い罪をかぶるという

今回の顛末は、どうも納得いかないもん。

ニセメールが問題の発端になったわけだけど、

一般人のワタシなんかでも、毎日のように怪しいメールが来る。

多くは、出会い系だったり、金儲けの誘いだったり。

中にはどういう意図かわからないけど、

まちがいメールのフリをして、返事を要求してくるのもある。

最近は件名や文章がいかにも、知人・友人を装った体裁で、

さも以前に面識があるような巧妙な文面で送られてくるから始末に悪い。

イチイチかまってられないので、まとめてゴミ箱行きにするけど

ときどき誤って、知り合いからのメールまで

捨ててしまうことがある。やっかいだよねえ。

ニセモノや悪意を持った情報の方が大量に出回ってる。

全世界の電子メールの送受信総量の70パーセント以上が

もうスパムメールだと聞いたことがある。

永田議員や民主党ほどじゃないけど

いつニセ情報で痛い目にあうかもしれないという

危険性は他人事じゃないんだよねえ。

常に真偽を見定めなきゃならない。

怪文書やニセ情報は政治の世界では昔から当たり前だとか。

だから真偽を確かめる作業をおろそかにした責任は重い。

とはいえ政治という特殊な世界を超えて、いまや誰でも簡単に

情報を大量に流通させられる時代なのだから、

今回の事件では、ニセ情報を流した

人物に対してお咎めナシ、で終わるのはヤバイと思う。

情報化社会でますますモラルがなくなっちゃう。

刑事的責任はないのかなあ。

悔しい気持ちはわかるけど、

永田さんには、情報源の早めの公表をお願いします。




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