ヒロヒト顔

イッセー尾形

ロシア人監督作品「太陽」で昭和天皇を演じたそうな。

開催中の第55回ベルリン国際映画祭で

公式上映され喝采をあびたんだって。

映画は「20世紀の権力者」を取り上げる三部作で

ヒットラー、レーニンの次にあたる第三作なんだとか。

いかにも、お箸を持つ側のカタガタが目をひん剥き、

お椀を持つ側のカタガタが小躍りしそうなラインナップだけど、

昭和天皇のことをアレクサンドル・ソクーロフ監督は

「国家と国民をまもるため、人格的判断をした」

まるで、つくる会の教科書に採用してもいいような

模範的ことをおっしゃるらしい。

なんでもソクーロフ監督は歴史学者でもあるそうで、

膨大な資料から史実に基づいてエピソードを脚本に起こしたとか。

昭和天皇が自らの神格化を否定し、

ひとりの人間として生きていこうとする姿を

リアルに、時にコミカルに描いたんだってさ。

それでイッセーさんをキャスティングしたんだったら

この監督、ただものではないなあ。

イッセーさんといえば、一人芝居だ。

舞台は日本だけでなく世界中で評価が高い。

ワタシも「お笑いスター誕生」で初出場した頃からの大ファンだ。

うん。もしかしたら、ソクーロフ監督は

昭和天皇の孤独とは、神格化された存在を演じたこと、

つまり周囲から無理やり強要させられた

一人芝居だと思ったのかもしれないね。



日本での公開は未定だそうだけど

うーん。期待しちゃうなあ。

お箸を持つ側のカタガタも、お椀を持つ側のカタガタも

仲良くいっしょに観ましょうよ。




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