ヤンキー顔
大関千代大海
対戦した前頭3枚目の露鵬が取り組み後
風呂場のガラスを拳でたたき割ったり
取材のカメラマン2人の顔面を平手で
殴るなどの暴行騒動を起こしたそうな(7/15)。
事の発端は7日目の一番。
立会い露鵬に顔を張られた千代大海が激怒、
露鵬を土俵下まで押し出しただけでは収まらず、
土俵に自分も降りて仁王立ちし、
「なんだオリャー!」
と、露鵬に向かって大声で怒鳴った。
この大関の態度が露鵬の暴走の引き金になったようだ。
いやー、今場所の千代大海は気迫が違う。
これ、もしかしたらテレ朝の人気番組「オーラの泉」に
ゲスト出演したのがきっかけになってるんじゃないかな。
★
この番組(7/5)の中で江原啓之サンが大関の霊視をして、
「守護霊からの伝言」としてこう忠告した。
いま勝負の時期に入ってきている。
横綱への道の幕が上がっているので、
だらけている場合じゃない、だって。
ええ〜?そうなの?
30歳を越した万年角番大関が、
これから横綱になれる?ホントかよ。
自分でも意外だったのか、この話に身を乗り出す大関。
ところが、大関の現状は、そろそろ引退を見据えて
終わる準備を始めていると江原サンが指摘。
給料の高い現役中に高級家具イタリア家具を集めたり
家財を蓄えることを考えている。
また、自分のことを、部屋のためにこれまでずいぶん貢献してきた、
親方も感謝してくれているはず、と勝手に
自己満足をしていると、ズバズバ「霊視」をした。
よっぽど図星だったのか、大関は口を半開きにして呆然自失。
「だから、かわいいTシャツ着て
ころがってマンガ読んでちゃダメ」
とトドメを刺されると、母親に叱られた小学生のように
小声で素直に「ハイ」と答えるしかなかった。
★
また、千代大海はトークの中で、自分の相撲について、
闘志が燃える相手の時は気合の入った相撲が取れるが
そうでない相手だと、どうも力が入らず
あっさり負けてしまうことが多いと分析していた。
だから、常に気迫を前面に出し、
勝負のときは闘志をむき出しにする必要がある、と
番組の後で悟ったのかもしれない。
なにしろ今場所の気迫の入り方は、ちょっといつもと違う。
手がつけられない不良少年だった時の
ヤンキー魂が復活したみたいじゃん。
露鵬との一件で、千代大海も
北の湖理事長から厳重注意を受けたみたいだけど
これでシュンとしないで、残りの後半戦も
ずっと闘志をむき出しにしていければ
もしかすると、ホントに夢に向かって
幕が開くかもしれない。期待しよう。
イラスト・文章の無断転載を禁止します/著作・松村宏