多事争論顔
筑紫哲也キャスター
番外編とでも言ったらいいんだろうか
多事争論の「最終回」が
TBSの追悼番組で紹介された(11/11)。
療養中の病院の屋上なのかな、
鉄柵の背後に広がる青空の下で
NEWS23では90秒だったそうだけど
とうとうと7分近く持論を展開していた。
いわく、事は単純で、
「この国はガンにかかっている」
そうだ。
人間はガンにかかると、
栄養やエネルギーを、ガンにとられてしまう。
本来人間が生きるために使うべきところに
むかなくなっちゃうんだそうな。
筑紫さんは、そのわかりやすい代表として
道路の例を挙げていた。
「道路を作るために59兆円というお金を
むこう10年間ず〜っと使い続ける。
つまりヘンなところにお金が行ってる」
なるほど。そういうことが、この国のガンなんだ。
じゃあ煎じ詰めると「利権」ということになるのかな。
だとしたら、それこそ日本全国
津々浦々まで様々なガンの転移が
進んでいる気がするんだけど・・・。
「しぶといけど、何もしないでいるわけにはいかない」と
筑紫さんは最後の最後までガンと闘った。
残されたワタシたちはどうすべきなんだろう。
ガン細胞政治家を見つけ出して
糾弾していくしかないのかなあ・・・。
イラスト・文章の無断転載を禁止します/著作・松村宏